深山日記

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にきびの原因・原因別対処法まとめ

こんにちは、深山です。

私は学生の頃から長年、にきびに悩まされています。

現在は定期的な皮膚科への通院と、セルフケアで以前よりにきびができにくくなり、肌もきれいになりました。

にきびと上手く付き合っていくためには、にきびができる原因を知って、原因別にアプローチすることが大切です。

今回は、にきびができる原因と、その原因別アプローチについてご紹介しています。にきびの知識を深めると共に、ご自身がどのアプローチを取るべきなのかを考える材料に役立つと嬉しいです。

 

 

にきびの発生に関わっている要素

1.皮脂の過剰分泌

増えた皮脂が毛穴につまることで、にきびが発生しやすくなります。

2.毛穴のつまり(角化異常)

角化異常とは、肌の1番外側にある各層部分が、なんらかの原因で厚くなることです。

睡眠不足・疲労・肌の乾燥・紫外線ダメージなどでターンオーバーが乱れると起こりやすくなります。

つまり、皮脂自体が多くて毛穴がつまってしまうパターンと、角化異常によって厚くなった角層が毛穴を塞ぎ、皮脂や肌の老廃物がつまってしまうパターンがあるということですね。

3.アクネ菌の増殖

アクネ菌は常在菌の一種です。毛穴がつまって酸素が少なく、皮脂など栄養の多い環境になると過剰に増殖し、炎症を引き起こして赤ニキビを発生させてしまいます。

 

大人にきびの原因

1.乾燥による肌のバリア機能の低下

乾燥や強い紫外線、洗顔時の過剰摩擦などで角層のバリア機能が低下してしまうと、肌は自らを守ろうと角層を厚くしてしまいます。

あごや口元、フェイスラインは皮脂腺が少なく乾燥しやすい部位です。

2.ターンオーバーの乱れ

睡眠不足・過度なストレス・食生活の乱れが原因で、ターンオーバーが長期化し、毛穴をつまらせ、にきびを招きます。

3.生理周期による皮脂分泌の増加

排卵後~月経前までは、肌が脂っぽくなり、にきび・肌荒れ・角化が起こりやすくなります。

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図1

原因別アプローチ

1.角層バリア機能低下(乾燥する場合)

2.ターンオーバーの長期化

  • ビタミンA

3.毛穴のつまり(白・黒にきびの原因)(最も重要!)⇒毛穴の入口を塞ぐ異常な角質を取り除く

+保湿(オレイン酸などにきびを悪化させる成分を含まないもの)

にきびを悪化させる成分例:ラウリル酸、イソプロピルステアレート、鉱物油、獣油

4.皮脂の過剰分泌⇒皮脂腺の活動を抑える

  • レチノイン酸
  • ビタミンB1、B6
  • ビタミンC誘導体
  • ビタミンE・E誘導体
  • アゼライン酸
  • イオン導入

5.アクネ菌が増えて炎症を引き起こす(赤にきびの原因)⇒炎症を抑える

  • 抗生剤の内服
  • イソプロピルメチルフェノール(対アクネ菌
  • グリチルリチン酸2k(対炎症にきび)
  • フォトフェイシャル(光治療)

6.性ホルモンのアンバランス

あごや首など毎回決まったところにできる大人にきびは、男性ホルモンが関係していると言われています。

  • 低用量ピル
  • 漢方

 

以上、にきびの原因と、原因別アプローチについて解説しました。にきびでお悩みの場合はまず皮膚科に通院されることをおすすめしますが、日々の生活習慣や、スキンケア用品を選ぶ際にぜひ参考にしてみてください。

お一人おひとりによって合う成分、合わない成分あるかと思いますので、合わない場合は、無理せず使用を中止してくださいね。

 

参考

https://medical.shiseido.co.jp/ihada-lab/article/ih08.html

http://www.haru-skinclinic.com/column_before.html#p4_b12